吉備津神社にちなんで「吉備津の釜」ふうちゃんP4版(備忘録)~怨霊のオフサイドトラップの巻。
- 2018/09/26
- 22:41

ここまで来たら、終わらせてしまわないとね。正太郎、亡き妻の幽霊に出くわし・・・というか、自分で会いに行ったのだけど、恐怖のあまり気絶。これで終われば、正太郎、まだラッキーと言えるけど。しばらくしてから、正太郎は息を吹き返した。目を細く開けて見ると、奥方の家だと思っていたのは、もともとあった荒野のお堂で、黒い仏像だけが立っていらしゃる。里の方で吠える犬の声を頼りに、家に走って帰って、彦六にこれこれし...
吉備津神社にちなんで「吉備津の釜」ふうちゃんP4版(備忘録)~浮気心が難を呼ぶの巻。
- 2018/09/26
- 18:45

いやもう誰も読まないってことは重々承知してはいますけど、やりかけたからほっておくのも気持ち悪くて。なんて、誰に言い訳しとるんじゃ。え~~上田秋成「吉備津の釜」、ふうちゃんP4ふうに訳してみたら、思ったより長くて3回目。バカ息子正太郎は、女房騙して、浮気相手の水商売女お袖と出奔、お袖のいとこ彦六のやっかいになるも、なにやらお袖は、原因不明の病にかかり、あっけなく亡くなってしまいました。正太郎は泣き伏し...
吉備津神社にちなんで「吉備津の釜」ふうちゃんP4版(備忘録)~女房騙して駆け落ちしたが、の巻。
- 2018/09/14
- 22:11

何を思ってこんなこと始めたんだか、自分でもよくわからないけど、ともかく続き。結婚してからの正太郎と磯良がどうなったか。香央(かさだ)の娘磯良は、嫁いでから、朝早く起き、夜遅く寝て、常に舅姑の傍らにいて、夫の性格を察して、心を尽くして仕えたので、井澤夫婦は、親孝行で貞節で良い嫁だとたいそう喜び、正太郎も彼女の志を愛しく思い、夫婦むつまじくしていた。しかし、生まれつきの放蕩な性癖はしゃーないもので、いつ...
吉備津神社にちなんで「吉備津の釜」ふうちゃんP4版(備忘録)~結婚はよーく考えての巻。
- 2018/09/14
- 17:55

まあ誰も読まないだろうから、ワタクシ流にテキトーな意訳をしておこうっと。 作者は上田秋成、安永5年(1776)刊行の「雨月物語」所収。「吉備津の釜」は、冒頭いきなりヤキモチ焼き女房は、ウザくてたまらんが、年取ると、ありがたみがわかるってか。みたいな身勝手なことを言う。女房の悋気は、商売の邪魔だし、近所のウワサにもなるし、ヘタしたら家どころか国を失い、天下の笑い草になる。昔からこのヤキモチの毒にあたる人は数...
ここんとこ読んだ本、まとめて。
- 2017/02/16
- 18:07

本の書庫が全然お留守で、書庫名通りホコリまみれ。備忘録として、ここ最近読んだ本を書いて置こっと。忘れちゃたのもあると思うけど、まあそれはそういう内容だったってことでしょう。読んだ時期は、もう順不同。リョサおじいさんの妄想炸裂「悪い娘の悪戯」。トシをとってもあっちの方の欲望は変わらないようだけど、実行力はダウンするぶん、想像力はさらにふくれあがる。あきれかえるような何でもありの展開。しかし、主人公の...