第１７節 東京×甲府 早すぎた１点目

７月６日、１０日、１３日、１７日と続いた暑さの中の４連戦。

このヴァンフォーレ甲府戦を終えて、また中断期間に入ります。

選手にも厳しいでしょうが、ワタクシなんぞジェフの試合も見ているから、もう忙しいのなんの。

今日ジェフのアウェイ愛媛戦（ジェフ、暑さのせいか動けず、とてもつまらん試合でしょっぱく勝つ）をTVで見終わって、ようやく東京の甲府戦について振りかえる時間ができました。

もう皆さんアップされているのですが、一応記録として。

 

コンフェデとか東アジア杯とかで仕方のない日程なのでしょうが、地球は温暖化しているのです。この猛暑の中の連戦はやはり試合のクオリティーに影響があると思います。

 

と、言っても仕方ないのですが。

この甲府戦もつまらないミスが多くて、クオリティーとしては感心できないものでしたが、終わってみれば４－１の勝利。

前節で立ち上がりに集中を欠いた新潟から２得点を奪って、反面教師を見たはずなのに、ふわっと入ってしまって、甲府のいかにも城福監督らしい連動でサイドをえぐられ、加賀が引き出され、あっという間にフリーの（緑）平本に決められます。

甲府の柏くんが良い働きをしていました。

新潟戦では素晴らしかった健一兄さん、この日はよろしくなく、モリゲがいないとやっぱりダメなのか～と心配になりました。ヒョンスと加賀のCBが不安定だったことが、チーム全体に影響して、ミスを呼んでいた部分もあると思います。

それに甲府の出足も良かったと思います。

 

イージーなボールロストが散見された試合でしたが、甲府に決定力が足りず、１失点ですみました。

しかしこの１点、甲府にすれば早すぎた得点だったようです。

試合としては甲府にとって難しかったかもしれません。

 

 

同点弾は宏介のクロスから。

この日の宏介は守備は置いて、クロスに精を出していたようで、すばらしいアシストを見せてくれました。

 

 

 

ルーカスが頭でたたきつけた瞬間。

 

 

技ありのゴール。

さすがルーカスです。

これで同点。

 

 

これはヨネちゃんがインターセプトから持ち上がってシュートを打ったところ。

GKにはじかれましたが、決まっていたら最高にかっこよかった・・・

 

この試合もヨネちゃんは大忙しで奮闘していました。

城福さんは何と思ったか・・・

 

前半は五分五分の内容でHTへ。

 

後半も早々に甲府が大チャンス。

甲府の若いFW金子くんにDFが振り切られて、中央にパスを出され、これも若い佐々木翔くんに走り込まれて、決定的なシュート。

徳さんが寄せていましたが、これも失点してもおかしくないシーンでした。

 

一番危なかったシーンをなんとか逃れると、東京にチャンスが。

このピンチの直後にアーリアと交代でネマが入り、動きがよくなりました。

新潟戦から、ポポさんも交代が早くなってきました。というか、アーリアを見かねたのか？

（アーリアはまったくダメでした～このヒト立派な体格してるのに、体力ないのかな？宏介とも合わなかったし。それはどっちが悪いのかわからないけど）

 

で、７０分に宏介くんがまたもいいクロス、千真が難しいヘッドを決める。

 

 

 

 

 

これで甲府の守備は決壊。

頑張っていたと思うけど・・・

 

宏介のパスを受けて、ナオが走り、速いクロス。

 

東がバレリーナみたいな足つきで、スルー。この日の東くんは良かったです。が、シュートはあまりうまくないのか？

 

ネマのゴール。

久しぶりにネマらしいシュートでした。

この３点目は城福さん流に言えば、ラブリーでしたね。

 

４点目は千真のオレがオレがドリドリ、から。

 

 

甲府は好きだけど、土屋（元緑）がひっくり返っているのはちょっとイヒヒヒ・・・

 

結局、個の力の差で勝ちました。

 

雨を避けてでしょうか、降り込まない上の方に固まった東京のコアサポ。

上階で濡れる心配がないところにいてこういうのも何ですが、Jリーグきっての軟弱サポですな、東京は。軟弱で悪いと言っているのではありません。これも個性ですしね。

 

試合を見守る城福監督。

 

「全員で前を向いて共に戦え」と弾幕を出した試合後の甲府サポ。

 

試合後、東京サポの城福コールに一礼して、すぐにきびすを返して甲府のゴール裏に向かった城福監督。意図したことではないのかもしれないけど、カッコイイ。

東京サポに感謝の意を表すため一礼することに決めていたそうです。

試合終盤に歌われた「ユルネバ」は、城福監督にも向けられたものだったように思います。

降格した年のアウェイジュビロ戦。

わたしはこの試合、東京は勝てないだろう、でも見届けようと思ってヤマハスタまで行きました。その時試合後に歌われた「ユルネバ」を聞いて、城福監督が東京サポのことを「東京の宝だ」と言ったのを覚えています。

ほどなく彼は解任されましたが、わたしは、そして多くの東京サポは、今でも城福さんが好き。

彼とチームの苦境については、心が痛みます。

東京に勝ってほしかったことは当然だけど、甲府にも残留してほしい。甲府も夫が住んでいたこともあって、一昨年も昨年にも小瀬に応援に行ったし、J２優勝の時は見事なチームでした。

味スタでの甲府を見て、自信を失っているような感じがしました。

昨季ジェフと当たった時、もっとパスは速く、よくつながっていたし、選手もお互いを信じてよく走っていました。ダヴィがいないことは影響があるでしょうが、今季始めのうちは勝っていたので、そのイメージを取り戻してほしいと思います、小瀬の東京戦以外では。

 

甲府が残留してほしい理由はもう一つ、J2のために。

J２から昇格したチームが全部また降格してしまうのは、非常にマズイ。

 

などと考えていたら、もう遅くなっちゃった・・・

 

ネマ変則アンダーシャー。

 

東京は、シーズンをかろうじて勝ち越して折り返すことに。

ほぼ５分の成績で８位というのは、わたしとしてはまあまあの成績だと思っています。勝てるか引き分けるかできた試合をいくつも落としているのは相変わらず。

これを修正して・・・なんて言うのは簡単ですが、現実は簡単ではないでしょう。

できれば６位くらいで終わってくれればいいな～