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ウィーンフォルクスオーパー日本公演「こうもり」



配役は


大晦日を舞台にしたどんちゃん騒ぎですが、日本公演は5月19日。
年忘れ、って感じのばかばかしさ。
一番あほらしいのは、偽フランス人同士のおかしな「メルシー」・・・
お金と暇をもてあますロシア貴族オルロフスキー公爵が頽廃の色を添え、この公演では従者の屈強な男と怪しげな関係・・・
華やかなパーティー、聞かせどころの「チャルダッシュ」、お約束のジョーク連発の刑務所。

お手の物の公演でしょう。

考えてみたら生で「こうもり」観るのは初めてだった・・・DVDやテレビで何度も観たので、なんだか初めてではないような気がしていました・・・
古典はすべて、知っていても楽しくて面白いものです。




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コメント

No title

ウィーンオペレッタには、欧州の歴史・社会情勢・文化etcに諷刺が込められ
日本人には読めない部分あったり頭でわかるけど実感難しかったり
アホクサ~な演出が、全く異文化地域での上演に向くでしょね

音だけで聴くなら、↓がオススメです
http://ml.naxos.jp/album/0724356622357
台詞部分がどちら様も達者なので、日本語訳無くても雰囲気でわかりますよ

No title

>mathichenさん、こんにちは。

「会議は踊る」なども同じような雰囲気がありますね。徹底的な明るさが近づく崩壊を予感させるようです。
しかしあの刑務所でのジョークは、お約束とはいえ、ちとついていけないところが(・・;)
弁護士先生、なんであそこまでおちょくられるのか?

No title

乳母様、弁護士先生に関してはですね
「名前がBlind」、ドイツ語でも英語と同じ意味
口が商売道具なのに、吃音傾向
その辺がオチョくられる理由でしょう

アイゼンシュタインが、名前から受ける印象通り、ユダヤ系であれば?
他に、↓の解釈もございます
http://www.worldfolksong.com/classical/johann-strauss/article/habsburg.html

同じ島国でも、大陸と密に繋がり、シュトラウス好き多い英国と違って
遠距離の、全く異文化である島国には理解難しい世界なのは確かでしょね

No title

>mathichen さん、こんにちは。

「こうもり」の背景にハプスブルク家があるのは、よくわかりますね。この雰囲気は偉大な帝国の最後の輝きを感じさせます。

で、弁護士先生当時はどういう立場だったのか、なぜそんな名前が付され、身体的特徴を付されたか、かわいそうっていうか、笑いながらも不思議に思います。

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ふうちゃんp4

Author:ふうちゃんp4
Yahooブログから引っ越してきました。FC東京SOCIO13年目です。夫はジェフサポなので、時々フクアリにも出没します。下手クソですが、サポ旅行の写真もアップしたいと思っています。

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