コメント
No title
それを感じ取ったトルコでは、イスラム互助会っぽい動きも出てるみたいですが、政教分離を捨てるわけにもいかず、複雑な模様。
加盟しても道は厳しそう…。
何となく、映画‘マグダレンの祈り’を思い出しました。戒律に苦しめられながらも信仰は捨てないというのは、どの宗教にも通じると思います。有神論を理解せず無神論者ぶったりする現代日本人には‘雪’ともども遠い世界でしょうね。
No title
なんか人気のある本のようで、図書館には21件もの予約が入ってました。
おしえていただきどうもありがとうございました。
さて、これはつなぎになるんですかね?
『オスマン帝国―イスラム世界の「柔らかい専制」』鈴木薫
講談社現代新書からでているこの本がオススメです。
なおこのオスマンが立ちゆかなくなった20世紀はじめに、英雄ケマル・アタチュルクが登場します。
失意のトルコに威信をあたえ、共和国をつくりあげた人ですね。
どうやらこのあたりに「政治的イスラム」なるコトバの萌芽が見えそうです。
No title
この本一冊でトルコのことがわかったように言うのは
乱暴ですが、これを読んでも共和国創立当初から矛盾をはらんでいたようで、EU加盟はトルコにも欧州諸国にも難しい問題だろうと
思います。
>映画‘マグダレンの祈り’
残念ながら未見ですが、信仰と戒律というのは実は人類にとっての
長い間のテーマですね。
親鸞などもそうなるのでしょうか?
そういう悩みを持つことが、現代日本人には遠いものになりました。
アホなブログをものしているくせに、実はわたしは
若者はふか~く悩むべきだと思っています。
No title
>なんか人気のある本のようで
ノーベル賞を取ったからでしょうか。
わたしの本も2006年3月初版で10月第二版のものです。
おすすめの本、ありがとうございます。読んでみますね。
>英雄ケマル・アタチュルク
作品中にも言及があります。
というより、この人の影響力は大変なもののようですね。
>どうやらこのあたりに「政治的イスラム」なるコトバの萌芽が見えそうです。
ご明察。
アタチュルク信奉者も登場します。イスラム過激派、クルド人テロリスト、共和国主義者、なにやら入り組んでいて、大変です。