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「みんなのミュシャ」展

渋谷Bunkamura museumへ行ってきました。
ミュシャ展、札幌の監督で東京をさんざんいじめたあの人はミシャ、チェロ奏者のあの人もミシャで、こちらはアルフォンス・ミュシャです。

公式HPでは、


アール・ヌーヴォーを代表する芸術家アルフォンス・ミュシャ(1860-1939)。彼が紡ぎだした、「線の魔術」ともいえる華やかなポスターは、没後80年経った今なお、世界中の人たちを魅了し続けています。本展は、ミュシャが手がけたポスターなどのグラフィック作品はもとより、彼の作品に強い影響を受けた日本の明治期の文芸誌、1960年代を中心にアメリカ西海岸やロンドンで一大ムーヴメントを巻き起こしたグラフィック・アート作品、そして、日本のマンガ家やグラフィック・アーティストの作品などおよそ250点を展示。作品を通じて、時代を超えて愛されるミュシャの秘密をひも解く、かつてない試みです。


これが、なかなか面白かった。
ミュシャについては、上記の紹介記事のように、ワタクシの若い頃、特にちょっとナマイキな女子に大流行りして、わたしも結構好きでした。
トシとって色々見てくると、特別好みではなくなったのだけど、今回のようなコンセプトでまとめられると、興味深いものがあります。

展覧会では、まず8歳のミュシャのキリスト磔刑図に驚かされ、彼に影響を与えた母国モラヴィアの文化、教会、工芸品、日本や中国の工芸品などが紹介され、初期の古典的な作品から始まって、挿絵画家になってからの作品が続きます。
彼が「ドイツの歴史の諸場面とエピソード」には抵抗を覚えながら、挿画を描いたという話しには、彼のスラヴ人としての誇りが感じられます。
そうこうするうち、1894年サラ・ベルナールのポスター「ジスモンダ」で、評価を受け、お抱え画家になったと…これもいつもの画家がなんだかの理由で描けなかったので、急遽描いたら、サラ・ベルナールに気に入られたそうですから、いつもの画家が続けていたら、「みんなのミュシャ」は生まれなかったのかも。
それから10年ほどがミュシャといえば思い浮かべられる、あのスタイルのポスターなどが発表された時間でした。
その後、母国に帰り、スラヴ叙事詩を完成させます。
この展覧会は、その10年間の「ミュシャスタイル」の作品の紹介でした。

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順不同ですが、撮影可の展示室の作品です。
つい夢中で撮ってしまって、オフサイド(ライン越え)の反則を犯してしまいました、ごめんなさい。
上はプラハ、スラヴィア保険相互銀行のためのポスター。

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連作「四つの宝石」よりアメジスト。


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これは「浜辺のアザミ」


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「四つの宝石」よりトパーズ。


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これはJOBという煙草のポスター。

装飾的に渦巻く髪の毛、額をまたぐように描かれた人物、丸い光背のようなものを背にしてQの字にデザインされた構図、額縁のように周囲を囲むギリシャ的だったり東洋的だったりする意匠など、ミュシャの手法がわかります。

これが、一時は忘れれらてしまうのですが、1960年代に再発見され、ブームに。

本展で異彩を放つ作品群の一つが、1960-70年代にアメリカやイギリスで発売されたレコード・ジャケットやロック・ポスター。この時代を代表するグラフィック・アーティストの一人、スタンレー・マウスは、ポスターの歴史を学ぶ中でミュシャと出会い、その後、「ミュシャの《ジョブ》の色を変えたポスターは、自分の作品の中でお気に入りの一つ」と述べています。実際そのポスターを見ると、ミュシャ作品の影響は顕著です。同じくグラフィック・アーティストであるデヴィッド・エドワード・バードも「ミュシャはポスターが“芸術”となった始まり」であり、「(グラフィック・アートなどを通じて)ミュシャは今も生き続けている」と語りました。この時代のアーティストたちにミュシャが及ぼした影響を、ぜひご覧ください。

上の写真の「ジョブ」と、スタンレー・マウス&オールトン・ケリーの1966年作品「ジム・クウェスキン・ジャグ・バンド・コンサート」のポスターが展示されていましたが、まさにミュシャの「ジョブ」を下敷きにしています。ビッグ・ブラザー&ホールディングカンパニーの名前もポスターにある。懐かしい…と、オババ感激なポスターが、この後何枚も続いた。

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こんなのとか。
オルタモントの悲劇の時のポスターですよ…
ジミ・ヘン(あらまあ、変換するとき候補が地味・変と出たわ)のもありました。

ちょいと他にないかと見たら

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これは展示されていなかったけど、当時の流行りでした、こんなレタリング。

そして、これが日本では。

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こうなる、と。
山岸涼子さんです。

頭から花が生えてるのも、そもそもはミュシャから来たようで…

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これも展示作品ではありませんが、Qの構図ですわね。
「日出処の天子」、好きだったなあ。
未だにどこかで連載されているそうで、ご同慶の至りです。

そして、今。

これは展示作品ではなかったけど、グッズショップにCDが置いてあり、ふ〜んと感心した…

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版権とかあるでしょうから、写真はやめます。
グリム・スパンキー、彼らこそミュシャ芸術の流れを今に組んでいるデュオでしょう。

実は武道館のコンサートの録画を見ただけですが、今、日本の音楽ならば、この人たちのステージを見たいと思っています。









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Author:ふうちゃんp4
Yahooブログから引っ越してきました。FC東京SOCIO13年目です。夫はジェフサポなので、時々フクアリにも出没します。下手クソですが、サポ旅行の写真もアップしたいと思っています。

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