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佐竹本三十六歌仙の歌(備忘録として)

https://ja.wikipedia.org/wiki/佐竹本三十六歌仙絵巻

()内はワタクシのテキトーな感想。
2人組になっていることや、季節などで選ばれているのだろうから、もっといい歌あるのに〜は、わたしのいいかげんな感想です。

猿丸太夫
をちこちのたつきもしらぬ山中におぼつかなくも呼子鳥かな
(伝説の歌人らしい。子どもの頃ボーズめくりでこの人が出ると、なぜか一番ガッカリした)

柿本人麻呂
ほのぼのとあかしのうらのあさきりにしまかくれゆく舟をしぞ思ふ
(人麻呂ならもっといい歌たくさんあるのに〜淡海のうたとか、東の野に陽炎のとか)

山部赤人
わかの浦に潮みちくればかたをなみ葦辺をさしてたづ鳴きわたる
(親方の名前…これも赤人ならもっといいのが…)

大伴家持
さほしかの朝たつ小野の秋萩にたまを見るまでおける白露
(家持らしい歌だと思うけど、もっといいのが…)

在原業平
世の中にたえてさくらのなかりせばはるのこころはのどけからまし
(反実仮想の例文として高校の古文で覚えさせられた歌ですね、うちじゃ毎年「世の中にたえてサッカーのなかりせばシーズンのこころはのどけからまし」と、詠う)

小野小町
いろ見えでうつろふものは世の中の人の心の花にぞありける
(伝説の美女のせいか、いろ、だの、うつろう、だのがキーワードらしい)

斎宮女御
琴の音に峯の松風かよふらしいづれの緒よりしらべそめけむ
(断簡にした本人の益田翁はくじ引で絵を分けた時、本当はこの絵がほしかったのにボーズが当たって不機嫌になり、これを当ててしまった画商が譲ったとか。いわくある女御様なのに、今回不参加。歌はあまり面白くない)

伊勢
三輪の山いかに待ち見む年経ともたづぬる人もあらじと思えば
(この女房も今回不参加)

小大君
岩橋の夜の契りも絶えぬべし明くるわびしき葛城の神
(朝になってもなかなか帰らない男に、明るくなってわたしを見たら意外と醜女だからって愛想づかしされちゃうわ、と詠んだ歌。こりゃ美貌に自信のある人が言うのでしょうな)

中務
うぐいすの声なかりせば雪消えぬ山里いかで春をしらまし
(なんか裏に意味あるんでしょうか?言ってくんなきゃわかんない、とか←すまんすまん)

紀友則
夕されば佐保のかはらの川霧に友まよわする千鳥なくなり

紀貫之
さくらちる木の下風は寒からで空にしられぬ雪ぞふりける
(すみません、紀兄弟の歌、わたしにはよくわかんない。一捻りがいいんでしょうねえ)

素性法師
いま来むといいしばかりに長月の有明の月を待ちいでつるかな
(旧暦の9月)

僧正遍照
すゑの露もとのしづくや世の中のおくれ先だつためしなるらん
(お坊さんらしい?)

源順
水のおもに照る月なみをかぞふれば今宵も秋のもなかなりける
(どうしてもお菓子の最中を思い出す)

源公忠
いきやらで山路くらしつほととぎすいまひとこゑの聞かまほしさに
(うちのほうではほととぎすの声、時々聞こえます)

源宗于
ときはなる松のみどりも春くればいまひとしほの色まさりけり
(ほかに意味あるんでしょうか?うちの12歳児の作品。
大王松 とても大きな 松ぼっくり
区の優秀賞もらった〜)

源重之
吉野山峯のしら雪いつ消えてけさは霞のたちかはるらん
(これもそのままの風景描写でしょう、春のおとづれを感じさせる)

源信明
こひしさは同じこころにあらずとも今宵の月をきみみざらめや
(中務とあれだったそうですな、君とは中務さん?)

坂上是則
みよしのの山の白雪つもるらしふる里さむくなりまさりゆく
(これもトシヨリが「古里寒くなりまさりゆくですなあ」なんて言ったりしたものだけど)

壬生忠見
焼かずとも草はもえなむ春日野をただ春の日にまかせたらなむ

壬生忠岑
春立つといふばかりにやみよしのの山もかすみてけさはみゆらむ
(上の人とセットで春の歌なのでしょうか?)

清原元輔
秋の野の萩の錦をふるさとに鹿の音ながらうつしてしがな
(言わずと知れた清少納言のお父さん。彼女は祖父、父親が高名な歌詠だったことにコンプレックスがあったようですが、それでかわからないけど、「枕草子」という、今読んでも面白い随筆集を残した。歌の方も、百人一首には才気走ったのが載っているし、結局お父さんよりは少なくとも古文を学ぶ高校生には知られるように。この歌は「てしがな」ってアンタ、とつっこみたくなる←すみません)

大中臣能宣
千とせまでかぎれる松もけふよりはきみに引かれてよろづよや経む
(これはどなたかやんごとなきかたの長寿をことほぐ、とかそんな歌ですか?)

大中臣頼基
筑波山いとどしげきに紅葉して道見えぬまでおちやしぬらん
(しかし、大変無粋なことですが、どこがいいのかわかんない歌も結構あるなあ。いとどしげき紅葉って、超すごい感じ)

平兼盛
かぞふればわが身に積もるとしつきを送りむかふと何いそぐらん
(しのぶれど色にでにけりわが恋は…百人一首の歌の方が、やはり好きです。どちらも内省的な歌)

凡河内光恒
いづくとも春の光はわかなくにまだみよしのの山は雪降る
(吉野を歌った歌が三十六歌仙中3つ?)

藤原朝忠
逢ふことの絶えてしなくばなかなかに人をも身をもうらみざらまし
(これも反実仮想。百人一首で親しんでいることもあるけど、好きな歌です)

藤原敦忠
あひみてののちのこころにくらぶれば昔はものを思はざりけり
(これもやはり名歌です。特に今では顔も知らないで会う、なんて考えられない…などと言ってたけど、最近はSNSなどでそういうこともありうるようになってしまった…しかし、「こころ」の部分が違う)

藤原興風
たれをかも知る人にせむ高砂のまつも昔のともならなくに
(生没年不明なので年齢はわかりませんが、老境の歌なのかしら。寂しい歌です)

藤原業輔
人の親のこころはやみにあらねども子を思う道にまよいぬるかな
(源氏物語にも引用されて昔から人口に膾炙したものなのでしょう。これは現代にも通じるような)

藤原元真
年ごとの春のわかれをあはれとも人におくるる人ぞ知るらむ
(会場では「国司として任命された人との別れもさみしいが、職にあぶれて残る自分はもっと…」みたいな訳がついていて、夫が『こんなせこい歌がある』と言ってました。他の訳では、誰か亡くなった人におくれて、1人寂しい、というものもありましたが、『年ごとの』とあるのは、やはり除目のことだろうと思う。せこいかどうかは?任国を得るかどうかは収入に大きな差があるようだから、それは大事でしょう)

藤原高光
かくばかり経がたくみゆる世の中にうらやましくも澄める月かな
(若くして出家した人らしい歌。現代でも月を見ると、こんな感情がわくことはあるような)

藤原清正
天の風ふけひの浦にゐるたづのなどか雲居にかへらざるべき
(ふけひ、は掛け言葉、意味は他にあるのでしょうか)

藤原仲文
ありあけの月のひかりを待つほどにわがよのいたくふけにけるかな

(ながれてと契りしことは行末の涙の川を言ふにぞありける・・・こちらも良いです)


藤原敏行

秋きぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる

(これこそまさに人口に膾炙してる歌でしょうね、秋の気配を感じるとつい口にしてしまいます)


以上

おしまい。














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プロフィール

ふうちゃんp4

Author:ふうちゃんp4
Yahooブログから引っ越してきました。FC東京SOCIO13年目です。夫はジェフサポなので、時々フクアリにも出没します。下手クソですが、サポ旅行の写真もアップしたいと思っています。

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